一般社団法人 口腔機能向上推進協会

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顧問ご挨拶greeting

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獨協医科大学名誉教授・特任教授
(一社)日本歯科専門医機構
(一社)日本有病者歯科医療学会
(NPO)日本・アジア健康科学支援機構 理事長

今井 裕

 暮夏の候、皆様におかれましてはコロナ禍にあってもますますご清栄のことと、お慶び申し上げます。

 はじめに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された皆さま、および関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。そして、「令和2年7月豪雨」によりお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。

 さて、この度私は(一社)口腔機能向上推進協会顧問に就任いたしましたので、ここに謹んでご挨拶申し上げます。現在、わが国は超少子高齢社会が急激に進んでいることは、ご承知のとおりです。特に、高齢者人口の比率の高まりは、医療の分野において、老化という過程に生活習慣病が加わる慢性の全身疾患という病態への対応や、医療経済的な観点から、医療の有効、効率的な提供方法として、病院には病院にしかできない機能に特化し、医療・介護を一体的に地域全体で提供していく体制(地域包括ケアシステム)の構築など、医療のパラダイムシフトが求められております。このように、新たなる医療連携システムが構築されるなか、歯科医療においても、これまでの一歯科医院完結型の歯科医療形態から、地域の医療機関、介護施設、そして在宅医療・介護において、多職種と協働し地域連携に関わることが求められています。しかし残念ながら、このような社会の要請に対しわれわれが十分に対応できているか甚だ疑問であり、解決すべき喫緊の課題であります。

 (一社)口腔機能向上推進協会(代表理事 豊福 毅 殿・以下、協会)におかれましては、上記の問題点を的確に捉え、在宅の現場における歯科医療の実施に向けた支援活動とともに、介護・福祉関係者との協調のもと介護施設等における歯科診療の普及ならびに口腔衛生・口腔機能の維持向上に向けた啓発活動を実践されております。縁あって、私は当協会におけるこれらの活動を知ることになり、共通の認識を持つ仲間であると大いに感銘を受けるとともに、私が大学人として進めている活動と当協会の実地活動との協働は、近未来の歯科医療を展開する意味で極めて重要な意味を持つと確信し、顧問に就任した次第です。

 つきましては、まず初めに協会と共同し歯科医療と介護・福祉分野との懸け橋になるべく人材育成を目的に、介護職員向け口腔ケア関連認定制度「健口ケア支援士」の創設と当制度を通じて介護現場と歯科専門職(健口管理士)との連携システムの構築を目指す所存です。甚だ微力ではございますが、一意 専心国民に安全で適切な歯科医療を提供できるよう全力を尽くす所存ですので、何とぞ格別のご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

 末筆ながら、何かと不便の多い今日ですが、一日も早くCOVID-19が終息し、この状況が解消され平穏な日々が戻りますこと、併せて、皆様の益々のご健勝を祈念申し上げます。

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